「仕事で怒られやすい人」が知っておくと得する「正しい怒られ方。」

「なんで出来てないの?」
「俺、ちゃんと伝えたはず!」
「どうしたらちゃんとできるの?教えてよ」
書いてても、胸が痛くなる言葉です。
怒られるって嫌ですよね。
確かに自分に非があるとしても、いい方あるでしょ?って思ってしまいます。
今回は「正しい怒られ方」についてお話したいと思います。
目次
もう怒られたくない!
「正しい怒られ方」よりも「怒られない方法」を教えてほしい!
そんな声が聞こえてきそうです。
僕でもそう思います。
ただ、「怒られない」ってことが必ずしもいいとは限らないのです。
怒られることで気づくこともあるし、大きな失敗を回避できることもあるからです。
だからこそ、自分にとっていい方向に進むための「正しい怒られ方」が大事なのです。
「正しい怒られ方」とは
怒る相手を拒否するのではなく、学べるものは学んで、必要以上にへこまないのが「正しい怒られ方」。
正しい怒られ方が出来れば、仕事への気持ちや毎日の生活が変わると考えています。
何度も怒られた方が仕事が出来るようになるの?
人によってはこういいます。
「何度も怒るのは、お前の為だ。」
「わかるまで怒るのが、上司としての責務だ。」
僕は今まで転職を10回して、いろんな会社を見てきました。
どの会社でも「怒られ続けて成績が上がった人」はほぼ皆無です。
むしろ、逆です。
「怒られ続けて成績が下がった」人はたくさん見てきました。
仕事が出来る人だったのに、違う部署に配属になって「仕事が出来ない人」レッテルを貼られて、モチベーション下がって会社を辞めた人を何人も知ってます。
そりゃそうです。
誰だって怒られるのは嫌だから。
嫌なことを毎日何回もされるのは苦痛です。
でも「怒られるのは自分が悪いから仕方がない」と思う人もおられると思います。
次に「怒られる理由」をお話します。
正しい怒られ方。
はっきり言うと、何度も怒るのは相手の為だけではありません。怒っている自分の為が多いのです。
そうなんです。
あなたが怒られている原因は、あなたが悪いからじゃないケースが多いのです。
※こちらのブログもご参考に…↓
確かに怒られる本人にも原因はあります。
ただ「相手を怒る」というのはコミュニケーション方法の1つでしかないんです。
怒ることで自分の意思を伝えやすくする。
怒ることで相手にいう事を聞かせやすくする。
なので「怒る」方法をとっている人がいます。
別に怒らなくても、注意する事や相手に気付かせる事は出来るのです。
怒る人は敢えて「怒るという手段」を使って何かを伝えようとしているのです。
なので「正しい怒られ方」というのは、
相手が何を求めて怒っているのか?を見極める事です。
では「あなたが悪くないのに怒られる」よくある原因は3パターンあります。
1.自尊心を得るため
2.攻撃していい人だと認識されたため
3.マネージメントの為
1つづつ説明します。
自尊心を得るために怒る
これは「相手を怒ることで、自分の方が上だと相手や他人に思い知らせる」ことが目的で怒っている人です。
これを見極める方法は、「怒っている原因を探ること」です。
「お前のせいで、俺が謝らないといけない」
「お前の言い方が気に入らない」「俺の立場を考えろ!」
こういった言葉が出る人は、相手の成長やお客さんの信頼を失う事より、自分の立場が悪くなること、低く見られる事が嫌で怒っている場合があります。
自分に自信がない人ほど、こういった怒り方をします。
攻撃していい人だと認識されたため
ミスが多くて周りが迷惑しているから「俺が怒らないと!」と思って怒るのは分かります。
ただ、怒ることで相手より強いと感じてしまい、怒るのが楽しくなる人がいます。
自分より立場が弱いから自分が攻撃しても反撃されないし、自分のストレス発散にもなる。
家庭で頭があがらないけど、こいつには強く出ても大丈夫、周りの為でもあると自信を持って相手を責める人がいます。
こういう人の特徴は「相手をほめません」
いくら頑張っても、結果を出しても、細かい点や強引な理屈を出して相手より上に立とうとします。
自分がミスをしても謝らないし、お礼も言わない人が多いです。
マネージメントの為
マネージメントの手法で「同じ意識を共有すると団結力が生まれる」というのがあります。
これをよくない方法で使う人がいます。
AさんがBさんの悪口をいったとします。それに共感してCさんがBさんを責め始めます。
その結果AさんとCさんの距離が近くなる。
これを管理職の人が「自分の仲間を作っておくために」誰かを犠牲にする方法です。
意図的にではなく、「まわりに流される方がラク」って思う人がよくやってしまう方法です。
こういう人の特徴は「みんなの前で怒る」「告げ口する」「怒る内容が薄い」です。
あと「みんなが迷惑してる・みんなそう思ってる」的なワードを使いがちです。
怒られている原因はあなたじゃない
今3つの「悪くないのに怒られる原因」を上げました。
極端に「怒る人を悪く言っている」ように感じたかもしれません。
ここで覚えてほしいのは「怒られる=ダメな事」ではないのです。
(※コチラのブログもよかったら…⇒ なぜ、いつも怒られているように感じてしまうのか?)
怒られて「俺にはダメ人間だ」「私には生きる価値がない」なんて思うのは間違いです。
相手の理由で、あなたが傷つくことはないのです。
なので「相手が何を求めて怒っているのか?」を見極めようとする、心の余裕を持ってほしいです。
そして最後にもう一つ大事な事。
「今怒られていることで、誰がプラスになるのか?」を考えてほしいです。
確かにひどい言われ様・怒られ方かもしれません。
ただ怒ってる内容を突き詰めて、自分にプラスになるなら、それは受け入れて欲しいです。
余計な馬事荘厳や、怒る側の自分勝手は言葉は無視していいので。
この怒られてる内容で、今後のお客さんにプラスになったり、部署が良くなったりするかもしれないという視点を持ってみて、怒られてほしいです。
怒られない方がいいのですが。
結論
- 怒っている事は「コミュニケーションの手段の一つ」に過ぎない。
- 「何を求められているか?」「これで誰がプラスになるか?」を考えながら怒られる、それが「正しい怒られ方」
- 怒る人の都合で怒られることもあるので、必要以上に自己否定をしない事。
- 怒られないに越したことはない。
このブログに興味を持っていただいた方、こちらもいかがでしょうか↓
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